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Ouran High School Host Club: The Video Game DS - The open translation project ~
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0:switch
1:エピローグ いつも2人で
Epilogue Always a pair
2:ev8006
3:
4:bg45_b
5:#Color[7]#Scale[1.8]とある日曜日の午後
A certain sunday afternoon
6:みんなが家に遊びに来たおかげで、晩ご飯を用
7:意するはめになった。スーパーまるとみへ向かっ
8:ている途中……。
9:…………。
10:……おかず、何がいいかなあ。
……I wonder what would be nice as a side dish."
11:…………。
12:tamaki_b
13:tamaki_b
14:tamaki_b
15:環
Tamaki
16:「ハルヒ、どうしたんだ?」
"Haruhi, what's wrong?"
17:ハルヒ
Haruhi
18:「イエ、別に何でもありません」
"No, it's nothing, really."
19:tamaki_b
20:b-tamaki_b3
21:b-tamaki_b3
22:b-tamaki_b3
23:環
Tamaki
24:「――まさか、お金が……?」
"――You don't mean, money is……?"
25:ハルヒ
Haruhi
26:「失礼な。大丈夫ですよ」
"That's rude. It's all right."
27:b-tamaki_b3
28:環
Tamaki
29:「そうか? それならいいんだが……。遠慮せ
30:ずにお父さんに相談するんだぞ?」
31:……変な心配ばかりする人だなあ、ほんとに。
32:買い物だって1人でも大丈夫なのに、カゴを持
33:ちたいからってついてくるし。
34:……まあ、別にイヤじゃないけど。
35:b-tamaki_b3
36:環
Tamaki
37:「ハルヒと一緒に買い物に行けるなんて、お父
38:さんはうれしいぞ」
39:ハルヒ
Haruhi
40:「はいはい、そうですか」
"Yeah, that's right."
41:b-tamaki_b3
42:b-tamaki_b1
43:b-tamaki_b1
44:b-tamaki_b1
45:環
Tamaki
46:「見てごらんハルヒ! あの空も俺たちを祝福
47:してくれているよ」
48:ハルヒ
Haruhi
49:「……どこがですか?」
50:くるっくー、くるっくー。
51:b-tamaki_b1
52:b-tamaki_b3
53:b-tamaki_b3
54:b-tamaki_b3
55:heart_r
56:環
Tamaki
57:「小鳥のさえずりは、2人を祝福するファン
58:ファーレ!」
"The chirping of small birds is
59:ハルヒ
Haruhi
60:「……かわいいハトの鳴き声にしか聞こえませ
61:んね」
"……You can hear nothing but the chirps from the cute doves."
62:bg52
63:b-tamaki_b3
64:yama_r
65:#Scale[1.4]ガーーーーーーーーーーン!!
66:……あ、なんか落ち込んでる。
67:switch
68:bg45_b
69:b-tamaki_b3
70:b-tamaki_b2
71:b-tamaki_b2
72:b-tamaki_b2
73:環
Tamaki
74:「ううっ……。せっかく2人きりなのに、ハル
75:ヒが仲良くしてくれない」
76:まったく、めんどうな人だなあ。
77:ハルヒ
Haruhi
78:「先輩の好きなものを作ってあげますから、早
79:く行きましょうよ」
80:b-tamaki_b2
81:b-tamaki_b3
82:b-tamaki_b3
83:b-tamaki_b3
84:bikkuri1_r
85:環
Tamaki
86:「なにっ! 本当かハルヒ!!」
"What!? Haruhi, is that true??"
87:ハルヒ
Haruhi
88:「ウソなんてつきませんよ」
89:b-tamaki_b3
90:b-tamaki_b1
91:b-tamaki_b1
92:b-tamaki_b1
93:環
Tamaki
94:「そうだなあ……。それじゃあ、鉄板の上で焼
95:いて、好きな食材が入れられる料理がいいな」
96:ハルヒ
Haruhi
97:「何ですか、それ?」
98:b-tamaki_b1
99:環
Tamaki
100:「この間、テレビで見たのだが……、んー……、
101:確か、大阪名物……」
102:ハルヒ
Haruhi
103:「たこ焼き、じゃないですよね」
104:b-tamaki_b1
105:b-tamaki_b2
106:b-tamaki_b2
107:b-tamaki_b2
108:環
Tamaki
109:「それも興味深いのだが、それは『おやつ』に
110:分類されるらしいからな」
111:ハルヒ
Haruhi
112:「それじゃあ、お好み焼き?」
"Well then, okonomiyaki?"
113:b-tamaki_b2
114:bou_l
115:環
Tamaki
116:「そう! お好み焼きだ!! ……だが、ハル
"Yes! Okonomiyaki it is!! ……But,
117:ヒにはできるのか?」
is it possible for Haruhi?"
118:ハルヒ
Haruhi
119:「お好み焼きくらい作れますけど?」
120:b-tamaki_b2
121:b-tamaki_b3
122:b-tamaki_b3
123:b-tamaki_b3
124:環
Tamaki
125:「いや、ひっくり返すときの華麗な技だ……。
126:ああ、宙を舞うお好み焼きの美しい姿といった
127:ら……」
128:うっとりしながら、そんなことを語られても困
129:るんですけど……。
130:ハルヒ
Haruhi
131:「とりあえず、お好み焼きならみんなで作れる
"First of all, if it's okonomiyaki, it is prepared by everyone,
132:し、いいかもしれませんね」
that might be nice."
133:b-tamaki_b3
134:環
Tamaki
135:「きっと楽しいよ」
"It's certainly fun."
136:ハルヒ
Haruhi
137:「そうですね」
"That's right."
138:b-tamaki_b3
139:無事にメニューも決まって、すっかりご機嫌に
140:なった環先輩と歩く。
141:おかずを考えなくていいし、準備も簡単だから
142:自分にとってもうれしいメニューだ。
143:switch
144:あとは食材だけど……、何を入れればいいかな?
145:お肉は豚肉にして、あとはイカとエビと……。
146:…………。
147:ハルヒ
Haruhi
148:「……あれ?」
"..... That?"
149:何を入れようかと考えながら歩いていたら、隣
150:を歩いていたはずの環先輩の姿が消えていた。
151:何をしているのかと思ったら、少し離れたとこ
152:ろで向かいの通りを見つめている。
153:ハルヒ
Haruhi
154:「……環先輩?」
"……Tamaki-senpai?"
155:今度はなんだろうと、視線の先を追いかけてみ
156:ると……。
157:そこには赤ちゃんを抱いた若いお母さんと、
158:寄りそうように歩くお父さんの姿があった。
159:しあわせそうな家族を、環先輩は微笑みを浮か
160:べながらじっと見つめている。
161:結婚とか考えたことはないけど。いいよね……、
162:ああいうの。
163:すごくあったかい感じがする。
164:…………。
165:自分と環先輩がならんで歩いていたら、他の人
166:からはどう見えるのかな?
167:兄妹、それとも恋人……、とか?
168:……あれ、何を考えてるんだろう。
169:ev1100
170:ev1100b
171:ev1100
172:環
Tamaki
173:「きっと、世界で一番仲のいい夫婦に、見える
"I think we surely appear to be a nice couple with the
174:と思うよ」
world's best relationship."
175:そう言いながら環先輩は、自分の左手の指にお
176:菓子の指輪をはめる。
177:これ、駄菓子屋さんで売ってるアメのお菓子だ
178:けど……。
179:ev1100b
180:ハルヒ
Haruhi
181:「…………」
182:switch
183:環
Tamaki
184:「…………ね」
"........Hm."
185:ハルヒ
Haruhi
186:「そうかもしれませんね、見た目は」
"That might be so,
187:環
Tamaki
188:「うん」
"Yeah"
189:ev1100
190:ハルヒ
Haruhi
191:「……はやくスーパーに行って帰らないと、み
"……If we don't quickly go to the supermarket and come back,
192:んな待ってますよ」
everyone will be waiting."
193:環
Tamaki
194:「うん」
"Okay."
195:ハルヒ
Haruhi
196:「あの、手を離してくれないと動けないです
197:よ?」
198:環
Tamaki
199:「あ、そうか。……そうだな」
"Oh, is that so? ......I see."
200:bg45_b
201:b-tamaki_b2
202:b-tamaki_b2
203:b-tamaki_b2
204:自分の手を離すと、環先輩はいつもと変わらな
205:い笑みを浮かべた。
206:環
Tamaki
207:「おいしいお好み焼き、作ろうな」
"Let's make some delicious okonomiyaki."
208:ハルヒ
Haruhi
209:「はい」
"Okay."
210:b-tamaki_b2
211:環
Tamaki
212:「おっこのみ、おっこのみ、やっきやき~。なー
"Okonomi, okonomi, yakkiyaki~.
213:にをやいて、たっべようか~♪」
"What to bake and what shall I eat~♪"
214:環先輩は、変な歌を口ずさみながら軽い足取り
While humming a funny song, Tamaki-senpai walked
215:で歩いていく。
with light steps.
216:子どもみたいな人だなあ、ほんとに。
He is an adult looking just like a child, really now.
217:そう思いながら左手を見ると――。お菓子の指
While thinking, when I looked at his left hand――.
218:輪は、やっぱり薬指に収まっていた。
As I thought, on his ring finger he had put a candy ring.
219:…………。
…………
220:これじゃあ本当に新婚さんみたいだ。
221:外そうかなと思って……、やめた。
222:switch
223:環先輩に泣かれそうだし、指輪が邪魔ってこと
224:でもないし。
225:環
Tamaki
226:「ハルヒー!」
"Haruhi~!"
227:あ、もうあんなところにいる。
228:ハルヒ
Haruhi
229:「そこから動かないでくださいよ、環先輩!」
"Please do not move from there, Tamaki-senpai!"
230:bg54_b
231:まったくもう、世話の焼ける人なんだから。
232:でも――。
But――.
233:そういうところが、ちょっとだけかわいいのか
234:もしれない。
235:bg53
236:音楽室キャラ
237:ed_環
238:switch
239:エピローグ 理想の関係?
Epilogue Tamaki-senpai's ideal relationship?
240:ev8007
241:
242:bg39_a
243:bg38_a
244:#Color[7]#Scale[1.8]第2回 駄菓子祭り
245:今日は、好評だった駄菓子祭りの第2回。この
246:間とちがうのは、日本全国の駄菓子が取り寄せ
247:られているところだ。
248:…………。
249:……金持ちどもめ。
250:少し前の自分ならそう思っていたけど、今なら
251:なんとなく理解できる。
252:みんなに、楽しんで欲しいからだって――。
253:kyouya_a
254:kyouya_a
255:kyouya_a
256:鏡夜
Kyoya
257:「ハルヒ」
"Haruhi."
258:ハルヒ
Haruhi
259:「あ、はい。何ですか?」
"Ah, yes. What is it?"
260:kyouya_a
261:b-kyouya_a2
262:b-kyouya_a2
263:b-kyouya_a2
264:鏡夜
Kyoya
265:「今回は着物を用意してある。お客様が来られ
266:る前に、おまえも着替えをすませてくれ」
267:ハルヒ
Haruhi
268:「……着物ですか」
"……Is it a kimono?"
269:b-kyouya_a2
270:鏡夜
Kyoya
271:「着付けなら、更衣室にマニュアルがある。……
272:問題はないな?」
273:ハルヒ
Haruhi
274:「はい、ありません……」
"Yes, there isn't....."
275:b-kyouya_a2
276:鏡夜先輩は自分の答えに満足したようにうなず
277:くと、環先輩たちのほうへ向かった。
278:…………。
279:……説明書もあるって言うし、とりあえず着替
280:えてこよう。
281:bg35_a
282:更衣室に入ると――。
283:鏡夜
Kyoya
284:「ハルヒ、うまく着られそうか」
"Haruhi, .................
285:カベの向こうから鏡夜先輩の声が聞こえた。
286:ハルヒ
Haruhi
287:「はい、たぶん」
"Yes, maybe."
288:鏡夜
Kyoya
289:「そうか。マニュアルでもわからないときは、
"Is that so?
If you don't understand even a
290:声をかけてくれ」'
manual, then tell me
."
- Red= Unsure of translation
291:ハルヒ
Haruhi
292:「わかりました」
"I understand."
293:…………。
..............
294:switch
295:鏡夜先輩も、となりで着替えてるんだ。……そ
296:う思うと、なんだか少し恥ずかしい気がする。
297:…………。
.................
298:ハルヒ
Haruhi
299:「あの……。鏡夜先輩は、着物の着付けもでき
300:るんですか」
301:鏡夜
Kyoya
302:「そういう教育を受けている」
303:……教育かあ。
304:そんなふうに聞くと、なんだかカベがあるみた
305:いでちょっとイヤだな。
306:鏡夜
Kyoya
307:「せっかくの機会だ。おまえはそのマニュアル
308:で覚えておくといい」
309:ハルヒ
Haruhi
310:「そうですね……。はい、そうします」
311:…………。
312:今日のこともあるけど、ホスト部にいると意外
313:に学ぶことがあるんだよね。
314:…………体験学習、とまではいかないけど。
315:……。
316:ん、なんとか着替えられたかな。
317:ev2100
318:着替え終わって更衣室を出ると――、大福帳を
319:手にした鏡夜先輩が立っていた。
320:ev2100b
321:鏡夜
Kyoya
322:「ほう……」
323:ev2100
324:ハルヒ
Haruhi
325:「どこか変ですか?」
326:ev2100b
327:鏡夜
Kyoya
328:「いや、いいんじゃないか」
329:ev2100
330:ハルヒ
Haruhi
331:「え? あの……、ありがとうございます」
332:ev2100b
333:鏡夜先輩のことだから、『馬子にも衣装だな』
334:とか言われると思ったのに……。ほめられるな
335:んて思わなかった。
336:kira
337:鏡夜
Kyoya
338:「これなら今後は、着物のレンタル代やその他
339:の経費を上乗せしても大丈夫だろう」
340:switch
341:yama_r
342:ハルヒ
Haruhi
343:#Pos[0,20]#Scale[1.4] 「えーっ!!」
344:鏡夜
Kyoya
345:「何を驚くことがある? 今まで請求していな
346:いことを、感謝して欲しいところだが」
347:…………。
348:uneune_r
349:ハルヒ
Haruhi
350:「ソウデスネ、アリガトウゴザイマス」
"I see, thank you very much."
351:鏡夜
Kyoya
352:「これからは、しっかり稼いでもらうぞ」
353:ハルヒ
Haruhi
354:「でも鏡夜先輩、それだと借金を返せるのがい
355:つになるのか分かりませんよ?」
356:鏡夜
Kyoya
357:「それは好都合だ。おまえを辞めさせる気はな
358:いからな」
359:……え? それって……?
360:鏡夜
Kyoya
361:「説明が必要か?」
362:……。
363:理由はホスト部の集客率が下がる、とかそうい
364:うことだろうけど、そのまま答えるのはなんか
365:イヤだし……。
366:……そうだ。
367:ev2100
368:ハルヒ
Haruhi
369:「自分がいなくなると、寂しくなるからです
370:ね?」
371:ev2100b
372:鏡夜
Kyoya
373:「……なかなか興味深い解釈だな」
374:……あれ? つまらないことを言うなって笑わ
375:れるかと思ったのに……。
376:ev2100
377:鏡夜
Kyoya
378:「さて、ムダ話はここまでだ。ハルヒは帯を少
379:し直してから来てくれ」
380:ハルヒ
Haruhi
381:「え、あ、はい」
"Eh, oh, yes."
382:bg35_a
383:鏡夜先輩の後ろ姿を見送って、帯を見てみるけ
384:ど……。どこもおかしくないみたいに見える。
385:……鏡で確認しないとわからないね。
386:bg52
387:……あ、少し曲がってる。……えっと、ここを
388:直してもう少し絞れば……、と。
389:switch
390:うん、できた。
391:bg35_a
392:…………。
393:鏡夜
Kyoya
394:「それは好都合だ。おまえを辞めさせる気はな
395:いからな」
396:…………。
397:あれは、メリットがあるからホスト部にいて欲
398:しいっていうことで、別に自分がいなくなるこ
399:とが寂しいからじゃないよね……。
400:……。
401:ev2100
402:ハルヒ
Haruhi
403:「……どうかしたんですか?」
404:帯を直して更衣室を出ると、鏡夜先輩の姿があっ
405:た。
406:鏡夜
Kyoya
407:「ちょうどこっちに用事があってな。ついでに
408:様子を見に来ただけだ」
409:ハルヒ
Haruhi
410:「どうですか? ちゃんと直せたと思うんです
411:けど……」
412:鏡夜
Kyoya
413:「……ああ、問題ない。それに、よく似合って
"……Ah, that's no problem.
414:いる」
415:ハルヒ
Haruhi
416:「…………え?」
".......Oh?"
417:今、ほめてくれた?
418:鏡夜
Kyoya
419:「事実を述べたまでだ。どちらかといえば、そ
420:の着物を選んだ俺の目が確かだったわけだが」
421:この着物、鏡夜先輩が選んでくれたんだ……。
422:鏡夜
K
yoya
423:「しっかり頼むぞ、ハルヒ」
424:bou_r
425:ハルヒ
Haruhi
426:「はいっ」
427:…………。
428:鏡夜先輩のメリットには、きっといろんな形が
429:あって『利益』につながるものだけじゃない。
430:自分と鏡夜先輩の間にあるカベを越えられたな
431:ら……、きっと理想的な関係になれるんじゃな
432:いかな。
433:switch
434:――と、思った。
435:音楽室キャラ
436:ed_鏡夜
437: switch
438:エピローグ 線の内側
Epilogue The inside of the line (not sure about this translation)
439:ev8008
440:
441:bg67_a
442:#Color[7]#Scale[1.8]とある日曜日
A certain sunday
443:――目が覚めると、そこはデパートの物産展で
444:した。
445:……。
446:…………。
447:tamaki_b
448:tamaki_b
449:tamaki_b
450:環
Tamaki
451:「ハルヒ! やっと目を覚ましたか!!」
"Haruhi!
452:ハルヒ
Haruhi
453:「……どうして自分はこんなところにいるんで
454:しょう?」
455:tamaki_b
456:環
Tamaki
457:「それは――、今日で物産展がお終いだから
458:だっ!!」
459:………………。
460:tamaki_b
461:kyouya_b
462:kyouya_b
463:kyouya_b
464:鏡夜
Kyoya
465:「言っておくが蘭花さんからは、きちんと許可
466:をいただいている」
467:ハルヒ
Haruhi
468:「あの……、本人の意思はどこに?」
469:kyouya_b
470:鏡夜
Kyoya
471:「すまないが、必要なら事前に言っておいてく
472:れないか」
473:………………。
474:kyouya_b
475:tamaki_b
476:tamaki_b
477:tamaki_b
478:kaoru_b
479:kaoru_b
480:kaoru_b
481:環
Tamaki
482:「おおっ! 皆の衆、今日は屋上で『ホストレ
483:ンジャー』のアトラクションがあるぞ!!」
484:kaoru_b
485:馨
Kaoru
486:「へえ、おもしろそうだね」
487:kaoru_b
488:tamaki_b
489:mitukuni_b
490:mitukuni_b
491:mitukuni_b
492:takashi_b
493:takashi_b
494:takashi_b
495:hani1
496:光邦
Mitsukuni
497:「僕、アイス食べながら見たいな。いいよね、
498:崇?」
499:takashi_b
500:崇
Takashi
501:「ああ、問題ない」
"Ah, no problem."
502:takashi_b
503:mitukuni_b
504:tamaki_b
505:tamaki_b
506:tamaki_b
507:環
Tamaki
508:「では、出発だ!!」
"It's starting!!"
509:tamaki_b
510:ダダダダダダ……。
511:…………。
512:……。
513:hikaru_b
514:hikaru_b
515:hikaru_b
516:物産展が最終日だからデパートに来たはずなの
517:に、どうしてみんな――。と思ったら、光が残っ
518:てた。
519:いつもなら馨と一緒に、屋上に行ってるはずな
520:のに。
521:switch
522:…………。
523:なんだろ? 元気ないみたいだけど。
524:hikaru_b
525:b-hikaru_b1
526:b-hikaru_b1
527:b-hikaru_b1
528:ハルヒ
Haruhi
529:「……ねえ光、お腹すいてない?」
530:b-hikaru_b1
531:光
Hikaru
532:「ん、別に。……でもハルヒが行きたいならい
533:いよ」
534:ハルヒ
Haruhi
535:「え? そうなんだ」
536:なんか意外……。そんなふうに言ってくれるの
537:は、初めてじゃないかな?
538:ハルヒ
Haruhi
539:「それじゃ、行こっか」
540:b-hikaru_b1
541:光の気が変わらないうちに、ファーストフード
542:のお店に向かった。
543:bg70_a
544:………………。
545:hikaru_b
546:hikaru_b
547:hikaru_b
548:光
Hikaru
549:「……なんだよ、これ」
550:ハルヒ
Haruhi
551:「お昼時だから、ものすごく込んでるね」
552:hikaru_b
553:光
Hikaru
554:「…………何時間くらい待たされんの?」
555:ハルヒ
Haruhi
556:「そんなに待たされないって」
557:……何時間ってことはないけど、15分くらい
558:は覚悟しておいたほうがいいかな。
559:ハルヒ
Haruhi
560:「とりあえず、光は席で待っててくれてもいい
561:けど」
562:hikaru_b
563:b-hikaru_b1
564:b-hikaru_b1
565:b-hikaru_b1
566:光
Hikaru
567:「……なあハルヒ」
568:誰かを捜すように、まわりを見渡しながらつぶ
569:やく光。
570:b-hikaru_b1
571:光
Hikaru
572:「さっきのところに戻ろう」
"Let's go back to where we were."
573:ハルヒ
Haruhi
574:「……うん、わかった」
"……Hm, okay."
575:b-hikaru_b1
576:bg67_a
577:hikaru_b
578:hikaru_b
579:hikaru_b
580:………………。
581:switch
582:…………。
583:戻っては来たけど、光はずっと黙っていて怖い
584:くらいに静かだった。
585:hikaru_b
586:光
Hikaru
587:「……いつも、馨と2人だけだったんだ」
588:そんな光が、ようやく口を開く。
589:hikaru_b
590:b-hikaru_b1
591:b-hikaru_b1
592:b-hikaru_b1
593:光
Hikaru
594:「僕らを見分けられる人もいなかったしさ」
595:ハルヒ
Haruhi
596:「…………」
597:b-hikaru_b1
598:光
Hikaru
599:「でも今は、ハルヒがいる」
600:…………。
601:b-hikaru_b1
602:光
Hikaru
603:「それはすごくうれしいことだけど、怖い」
604:ハルヒ
Haruhi
605:「……怖い? 自分が?」
606:b-hikaru_b1
607:b-hikaru_b2
608:b-hikaru_b2
609:b-hikaru_b2
610:その言葉に、光は小さく首をふる。
611:光
Hikaru
612:「違う……。けど、よくわかんない」
613:光の手が、小さく震えている。
614:ハルヒ
Haruhi
615:「光、ちょっと座ろう。……ね?」
"Hikaru, let's sit down for a little bit. ....Hm?"
616:b-hikaru_b2
617:ev3100
618:ハルヒ
Haruhi
619:「光が不安になったときは、そばにいるよ」
620:ev3100b
621:光
Hikaru
622:「……ハルヒ」
".......Haruhi."
623:ev3100
624:ハルヒ
Haruhi
625:「光は、ひとりじゃないよ。それだったら、怖
"Hikaru, you aren't alone.
626:くないよね?」
627:ev3100b
628:光
Hikaru
629:「じゃあハルヒは、これからもずっと……、
630:一緒にいてくれるんだ?」
631:ev3100
632:ハルヒ
Haruhi
633:「うん、一緒にいる」
"Yeah, I'm together." (not completely sure about this translation)
634:switch
635:そう言ってぎゅっと強く手を握ると、震えてい
636:た光の手は止まった。
637:光
Hikaru
638:「………………ありがと」
"...............Thanks."
639:光の素直な言葉が、胸の奥にひびく。
640:…………。
641:とりあえず、落ち着いてくれたみたいでほっと
642:した。
643:光が何を不安に思っているのか、自分にはまだ
644:よくわからない。
645:光自身もわかっていないことみたいだから、
646:2人で考えていければいいなと思う。
647:これからも、一緒にいられるように――。
648:bg53
649:音楽室キャラ
650:ed_光
651:switch
652:エピローグ 僕たちの聖域
Epilogue Our Sanctuary
653:ev8009
654:
655:bg29_a
656:#Color[7]#Scale[1.8]とある日の放課後
657:tamaki_a
658:tamaki_a
659:tamaki_a
660:環
Tamaki
661:「いいか、皆の衆! 今日はかくれんぼ大会を
662:行う!」
663:環先輩のひと言で、いきなり始まるかくれんぼ。
664:さすがにこの展開にも慣れてきた……。
665:tamaki_a
666:mitukuni_a
667:mitukuni_a
668:mitukuni_a
669:光邦
Mitsukuni
670:「うさちゃんも一緒に隠れていい?」
"Usa-chan can hide with us?
671:tamaki_a
672:環
Tamaki
673:「もちろんですよ、ハニー先輩」
"Of course, Honey-senpai"
674:mitukuni_a
675:kyouya_a
676:kyouya_a
677:kyouya_a
678:鏡夜
Kyoya
679:「隠れる場所の制限はどうする?」
680:tamaki_a
681:環
Tamaki
682:「んー、そうだなあ、校舎内ならどこでもいい
683:んじゃないか?」
684:kyouya_a
685:鏡夜
Kyoya
686:「それでいいというのなら俺は止めないがな。
687:まあ、好きにしろ」
688:kyouya_a
689:tamaki_a
690:hikaru_a
691:hikaru_a
692:hikaru_a
693:kaoru_a
694:kaoru_a
695:kaoru_a
696:bou_l
697:bou_r
698:光&馨
Hikaru and Kaoru
699:「それじゃあ殿が鬼ね」
700:hikaru_a
701:kaoru_a
702:tamaki_a
703:tamaki_a
704:tamaki_a
705:bikkuri2_l
706:環
Tamaki
707:「……へ?」
708:呆然とする環先輩を残して、光たちはあっとい
709:う間に部室から走り去っていった。
710:tamaki_a
711:b-kyouya_a2
712:b-kyouya_a2
713:b-kyouya_a2
714:鏡夜
Kyoya
715:「さて、俺たちも行くか」
716:ハルヒ
Haruhi
717:「いいんですか?」
718:b-kyouya_a2
719:鏡夜
Kyoya
720:「それならおまえが鬼を?」
721:ハルヒ
Haruhi
722:「いえ、遠慮しておきます」
723:b-kyouya_a2
724:b-mitukuni_a3
725:b-mitukuni_a3
726:b-mitukuni_a3
727:big_hani1
728:光邦
Mitsukuni
729:「ハルちゃん、早く行こう」
"Haru-chan, let's go quickly."
730:b-mitukuni_a3
731:tamaki_a
732:tamaki_a
733:tamaki_a
734:ハルヒ
Haruhi
735:「はあ……。それじゃあ環先輩、がんばってく
"Huh.... Tamaki-senpai, do your best
736:ださい」
please.
737:tamaki_a
738:kyouya_a
739:kyouya_a
740:kyouya_a
741:鏡夜
Kyoya
742:「100数えたら開始だ、いいな」
743:kyouya_a
744:tamaki_a
745:tamaki_a
746:tamaki_a
747:環
Tamaki
748:「……はい」
"........Yes."
749:tamaki_a
750:bg09_a
751:kyouya_a
752:kyouya_a
753:kyouya_a
754:鏡夜
Kyoya
755:「全員で移動していても効率が悪いな。別行動
756:でいくか」
757:switch
758:ハルヒ
Haruhi
759:「もしかして、みんなバラバラに隠れるんです
760:か?」
761:im02
762:kyouya_a
763:b-kyouya_a3
764:b-kyouya_a3
765:b-kyouya_a3
766:eye
767:鏡夜
Kyoya
768:「環が校舎中を捜したいと言っているんだ。希
769:望はかなえてやらないとな」
770:#Color[7]#Scale[1.8]魔王降臨
771:bg09_a
772:…………恐ろしい人だ。
773:b-kyouya_a3
774:mitukuni_a
775:mitukuni_a
776:mitukuni_a
777:takashi_a
778:takashi_a
779:takashi_a
780:光邦
Mitsukuni
781:「じゃあ僕、崇と隠れるね」
782:ハニー先輩の言葉に、黙ってうなずくモリ先輩。
Mori-senpai nodded silently at the words of Honey-senpai.
783:mitukuni_a
784:takashi_a
785:kyouya_a
786:kyouya_a
787:kyouya_a
788:鏡夜
Kyoya
789:「ええ、そうしてください」
"Yes, please do so."
790:……バラバラに隠れるんじゃなかったんです
791:か?
792:kyouya_a
793:b-kyouya_a2
794:b-kyouya_a2
795:b-kyouya_a2
796:鏡夜
Kyoya
797:「ああ、ハルヒは1時間くらい見つからないよ
798:うにしてくれよ」
799:ハルヒ
Haruhi
800:「努力してみます……」
801:b-kyouya_a2
802:b-mitukuni_a1
803:b-mitukuni_a1
804:b-mitukuni_a1
805:光邦
Mitsukuni
806:「それじゃあ、あとでね」
807:b-mitukuni_a1
808:ハニー先輩のひと言で、バラバラにわかれる。
809:…………。
810:このかくれんぼ、終わるといいんだけど……。
811:bg52
812:…………。
813:そろそろどこかに隠れないと、環先輩に見つか
814:るかもしれない……。
815:そう思い始めたとき、少し開いた教室のドアが
816:目についた。
817:とりあえず、ここに隠れよう。
818:bg25_a
819:なかに入ると――。
820:ガタッ。
821:kaoru_a
822:kaoru_a
823:kaoru_a
824:馨
Kaoru
825:「……ハルヒ」
"......Haruhi."
826:switch
827:積んである雑誌みたいな束の奥から、馨が姿を
828:現した。
829:ハルヒ
Haruhi
830:「ここに隠れてたんだ。……あれ? 光は」
831:kaoru_a
832:馨
Kaoru
833:「もっと見つかりにくそうなところを探してく
834:るって」
835:ハルヒ
Haruhi
836:「あ、そう……」
"Oh, so...."
837:ほんとうに、今日のかくれんぼが終わらないよ
838:うな気がしてきた……。
839:真っ暗な校舎のなかで自分たちを捜して歩きま
840:わっている環先輩の姿が、はっきりと思い浮か
841:ぶ。
842:kaoru_a
843:馨
Kaoru
844:「一緒に隠れない?」
"It's not hidden together?"
845:ハルヒ
Haruhi
846:「うん、そうする」
847:kaoru_a
848:馨
Kaoru
849:「素直な返事だねえ、殿が聞いたらいじけるよ」
850:ハルヒ
Haruhi
851:「何で?」
"Why?"
852:kaoru_a
853:馨
Kaoru
854:「ううん、わからないならいいよ」
855:…………?
.............?
856:kaoru_a
857:b-kaoru_a1
858:b-kaoru_a1
859:b-kaoru_a1
860:馨
Kaoru
861:「ねえ、ハルヒ……」
"Hey, Haruhi...."
862:ハルヒ
Haruhi
863:「ん、何?」
"Yeah, what?"
864:……。
865:b-kaoru_a1
866:馨
Kaoru
867:「今まで僕と光は、2人だけの世界にいたん
868:だ……。そんな僕らを、殿はホスト部に誘っ
869:てくれた」
870:b-kaoru_a1
871:馨
Kaoru
872:「そのおかげで、少しずつだけど世界は広がっ
873:ていったから……。殿には感謝してる」
874:b-kaoru_a1
875:b-kaoru_a2
876:b-kaoru_a2
877:b-kaoru_a2
878:馨
Kaoru
879:「でもね、僕と光の世界に入ってきたのは――、
880:ハルヒだけなんだよ」
881:…………。
882:ハルヒ
Haruhi
883:「そうなんだ。ぜんぜん気づかなかったけど」
884:switch
885:b-kaoru_a2
886:馨
Kaoru
887:「ハルヒらしいね」
"That's so like you, Haruhi."
888:ハルヒ
Haruhi
889:「そうかな?」
"Is that so?"
890:b-kaoru_a2
891:馨
Kaoru
892:「僕は今の関係を崩したくないんだ。光のため
893:にもね。――殿には悪いけど」
894:どうして環先輩に悪いのかわからないけど……。
895:ハルヒ
Haruhi
896:「このままでいいんだよね?」
897:b-kaoru_a2
898:b-kaoru_a1
899:b-kaoru_a1
900:b-kaoru_a1
901:馨
Kaoru
902:「そう――。だから、ハルヒも協力してよ」
903:協力って言われても……。今まで通りだったら、
904:別に何もすることがないような気がするんだけ
905:ど。
906:そう思ったとき――。
907:光
Hikaru
908:「あー、2人だけでずるい」
909:b-kaoru_a1
910:kaoru_a
911:kaoru_a
912:kaoru_a
913:hikaru_a
914:hikaru_a
915:hikaru_a
916:馨
Kaoru
917:「光……、おかえり」
"Hikaru..... Welcome back."
918:隠れ場所を探していた光が戻ってきた。
919:hikaru_a
920:光
Hikaru
921:「っと、そうじゃなくって。殿が近くまできて
922:るんだって」
923:ハルヒ
Haruhi
924:「え、そうなの?」
"Oh, really?"
925:うーん……。ここで見つかったら、鏡夜先輩と
926:顔を合わせにくいなあ。
927:kaoru_a
928:馨
Kaoru
929:「ハルヒ、光。こっちに隠れよう」
"Haruhi, Hikaru. Let's hide here."
930:hikaru_a
931:kaoru_a
932:ev4100
933:みんなで一緒に物陰へ隠れたとき、環先輩の声
934:が聞こえてきた。
935:環
Tamaki
936:「おーい、どこに隠れているのだー」
937:環
Tamaki
938:「ハルヒー、きょーーーやーーーー……」
"Haruhi~, Kyou~ya~...."
939:かくれんぼなんだから、誰も答えるわけがない
940:のに……。
941:…………。
..............
942:switch
943:ev4100b
944:馨
Kaoru
945:「ふふふっ……」
946:ev4100
947:光
Hikaru
948:「ぷっ、くくくく……」
949:ev4100b
950:ハルヒ
Haruhi
951:「くっ、はは……」
952:つい笑ってしまう。
953:ev4100
954:馨
Kaoru
955:「これからもさ、ずっと一緒にいようよ」
956:光
Hikaru
957:「なに言ってんの馨? そんなの当たり前じゃ
958:ん。な、ハルヒ」
959:ハルヒ
Haruhi
960:「うん、そうだね」
"Yeah, you're right."
961:これからもずっと一緒に――。
962:bg53
963:音楽室キャラ
964:ed_馨
Kaoru
965:switch
966:エピローグ あま~い生活
Epilogue
967:ev8010
968:
969:bg12_a
970:#Color[7]#Scale[1.8]とある日の放課後
971:b-mitukuni_a1
972:b-mitukuni_a1
973:b-mitukuni_a1
974:big_hani1
975:光邦
Mitsukuni
976:「ハルちゃん。こっち、こっち」
"Haru-chan. Here, here."
977:ハニー先輩に引っ張られながら、食堂へ連れて
978:こられたけど……。
979:ハルヒ
Haruhi
980:「そんなに急いでどうしたんですか?」
981:b-mitukuni_a1
982:光邦
Mitsukuni
983:「どうしてもハルちゃんに食べてもらいたいケー
984:キがあるの」
985:ハルヒ
Haruhi
986:「ケーキですか?」
"Is it a cake?"
987:b-mitukuni_a1
988:b-mitukuni_a2
989:b-mitukuni_a2
990:b-mitukuni_a2
991:光邦
Mitsukuni
992:「うん! お腹いーっぱい食べていいんだよ」
993:……あまいものはあんまり得意じゃないんです
994:けど。
995:b-mitukuni_a2
996:bg15_a
997:…………。
998:食堂のテーブルには、ずらっとケーキが並んで
999:いる。
1000:…………。
1001:……すごい数。
1002:ハルヒ
Haruhi
1003:「……あの。これぜんぶ食べるんですか?」
1004:b-mitukuni_a3
1005:b-mitukuni_a3
1006:b-mitukuni_a3
1007:光邦
Mitsukuni
1008:「そうだよ。僕とハルちゃんとうさちゃんで」
1009:ハルヒ
Haruhi
1010:「……あの自分は、少しで」
1011:b-mitukuni_a3
1012:b-mitukuni_a1
1013:b-mitukuni_a1
1014:b-mitukuni_a1
1015:光邦
Mitsukuni
1016:「いいのいいの、いっぱいあるんだから、ね」
1017:ハルヒ
Haruhi
1018:「…………はあ」
1019:あんまりあまくなさそうなケーキを選んで食べ
1020:よう……。
1021:b-mitukuni_a1
1022:b-mitukuni_a3
1023:b-mitukuni_a3
1024:b-mitukuni_a3
1025:big_hani1
1026:光邦
Mitsukuni
1027:「それじゃあ、いっただきまーーーす」
"Well then.. Let's eat!~"
1028:b-mitukuni_a3
1029:ハニー先輩はフォークを手にすると、ぱくぱく
1030:ケーキを食べ始めた。
1031:光邦
Mitsukuni
1032:「あーむ……。ん~、おいし~い♪」
1033:テーブルの上に並んだケーキは、次々にハニー
1034:先輩の口のなかへ消えていく。
1035:switch
1036:…………。
1037:……それにしても、あの体のどこにケーキが入っ
1038:ていくんだろうって、いつも不思議に思う。
1039:bg53
1040:ev5100
1041:あ……。
1042:ev5100b
1043:ハルヒ
Haruhi
1044:「ハニー先輩、クリームがついてますよ」
1045:ev5100
1046:光邦
Mitsukuni
1047:「ん~?」
1048:ev5100b
1049:ハルヒ
Haruhi
1050:「動かないでください、ふきますから」
1051:ev5100
1052:光邦
Mitsukuni
1053:「はあい」
1054:ev5100b
1055:そう返事をしながらも、ハニー先輩はフォーク
1056:を手放さない。
1057:……なんだか、子どもの面倒を見ているお母さ
1058:んになったみたいな気がする……。
1059:助けに来てくれたときは、男の子なんだなあっ
1060:て思ったけどね。
1061:………………。
1062:bg53
1063:ハルヒ
Haruhi
1064:「はい、きれいになりました」
"Yes, it turned out beautiful."
1065:bg15_a
1066:b-mitukuni_a4
1067:b-mitukuni_a4
1068:b-mitukuni_a4
1069:光邦
Mitsukuni
1070:「ありがとね、ハルちゃん。お礼に僕のイチゴ、
1071:わけてあげるね」
1072:ハルヒ
Haruhi
1073:「ありがとうございます……」
1074:b-mitukuni_a4
1075:あ……。
1076:ケーキが、イチゴで隠れてしまうくらいにのせ
1077:られていく。
1078:ハルヒ
Haruhi
1079:「あの、ハニー先輩。イチゴはそれくらいで」
"Uh, Honey-senpai. ...
1080:b-mitukuni_a3
1081:b-mitukuni_a3
1082:b-mitukuni_a3
1083:光邦
Mitsukuni
1084:「あれえ、もういいの?」
1085:ハルヒ
Haruhi
1086:「はい、ありがとうございます」
"Yes, thank you very much."
1087:b-mitukuni_a3
1088:光邦
Mitsukuni
1089:「~♪」
1090:switch
1091:あまいものやかわいいものを前にすると、しあ
Before sweet and cute things
1092:わせそうだよねえ……。
1093:b-mitukuni_a3
1094:……。
.........
1095:そんなハニー先輩を見ていると、自分までしあ
1096:わせな気持ちになってくる気がする。
1097:…………。
1098:あ、忘れないうちに言っておかないと……。
1099:ハルヒ
Haruhi
1100:「ハニー先輩。食べたあとは、歯みがきを忘れ
1101:ないでくださいね」
1102:b-mitukuni_a2
1103:b-mitukuni_a2
1104:b-mitukuni_a2
1105:光邦
Mitsukuni
1106:「うん、ハルちゃんもね」
"Yeah, ....
1107:ハルヒ
Haruhi
1108:「え、自分もですか?」
1109:b-mitukuni_a2
1110:光邦
Mitsukuni
1111:「ハルちゃんが虫歯になったら、いやだもん」
1112:ハルヒ
Haruhi
1113:「ハニー先輩……」
"Honey-senpai....."
1114:b-mitukuni_a2
1115:b-mitukuni_a3
1116:b-mitukuni_a3
1117:b-mitukuni_a3
1118:光邦
Mitsukuni
1119:「だから一緒にみがこうね?」
1120:ハルヒ
Haruhi
1121:「はい」
"Yes"
1122:……いつの間にか、自分が歯みがきをしなくちゃ
1123:ダメみたいになってた。
1124:ハニー先輩って、ちょっと不思議な人だなあっ
1125:て思う。
1126:b-mitukuni_a3
1127:光邦
Mitsukuni
1128:「どうしたの、ハルちゃん」
"What happened, Haru-chan?"
1129:ハルヒ
Haruhi
1130:「いえ、何でもありませんよ」
"No, it's nothing."
1131:b-mitukuni_a3
1132:b-mitukuni_a1
1133:b-mitukuni_a1
1134:b-mitukuni_a1
1135:光邦
Mitsukuni
1136:「……ねえ。また一緒にケーキ、食べてく
"......Hey.
1137:れる?」
1138:ハルヒ
Haruhi
1139:「はい、喜んで」
"Yes, gladly."
1140:b-mitukuni_a1
1141:これからも一緒にいれば、もっとハニー先輩の
1142:いろんなところが見つけられる。
1143:そう思うと、自然と笑みが浮かんだ。
1144:b-mitukuni_a1
1145:bg53
1146:音楽室キャラ
1147:ed_光邦
1148:switch
1149:エピローグ 気になる存在
Epilogue
1150:ev8011
1151:
1152:bg24_b
1153:#Color[7]#Scale[1.8]とある放課後
1154:ずっしり重い買い物袋を下げて校門を抜ける。
1155:インスタントコーヒーの買い出しはめんどうだっ
1156:たけど、スピードくじでマグカップのセットを
1157:3つもゲット!
1158:おまけだけど使いやすいんだよね、ここのマグ
1159:カップ。
1160:ハルヒ
Haruhi
1161:「~♪」
1162:どの色のマグカップを使おうかなあと考えてい
1163:ると――。
1164:ハルヒ
Haruhi
1165:「わっ!」
1166:#Scale[1.4]ドタッ!
1167:何もなさそうなところで、つまずいてしまった。
1168:ハルヒ
Haruhi
1169:「……い、たた。……あ、マグカップ!!」
1170:あわてて買い物袋のなかをのぞく……。
1171:…………。
1172:……。
1173:良かった。マグカップもインスタントコーヒー
1174:のビンも割れてない。
1175:ハルヒ
Haruhi
1176:「いたっ」
1177:ほっとして立ち上がろうとすると……、びりっ
1178:と足首に痛みが走る。
1179:……。
1180:…………どうやら、くじいてしまったらしい。
1181:歩けなくはないけど、このまま足を引きずって
1182:戻ったら――。
1183:環先輩に、救急車でも呼ばれかねない……。ど
1184:うしよ、大騒ぎにならないようにこのまま帰っ
1185:て――。
1186:…………。
1187:……そんなことをしたら、もっと大騒ぎになる
1188:よね。
1189:ハルヒ
Haruhi
1190:「こまったなあ……」
1191:switch
1192:と、つぶやいたとき――。
1193:takashi_a
1194:takashi_a
1195:takashi_a
1196:崇
Takashi
1197:「助けにきたぞ、ハルヒ」
"I came to help, Haruhi"
1198:ハルヒ
Haruhi
1199:「モリ先輩……?」
"Mori-senpai.....?"
1200:takashi_a
1201:b-takashi_a2
1202:b-takashi_a2
1203:b-takashi_a2
1204:kira
1205:崇
Takashi
1206:「俺が来たから、もう安心だ」
1207:…………。
1208:えーっと、この人はモリ先輩でいいんだよ
1209:ね……。
1210:b-takashi_a2
1211:崇
Takashi
1212:「どうした? そんなに俺を見つめて」
1213:b-takashi_a2
1214:b-takashi_a1
1215:b-takashi_a1
1216:b-takashi_a1
1217:eye
1218:キラーン。
1219:さ、さわやかな笑顔がまぶしい。
1220:…………。
1221:うーん……、前にも確か似たようなことがあっ
1222:たような……。
1223:b-takashi_a1
1224:b-takashi_a4
1225:b-takashi_a4
1226:b-takashi_a4
1227:kira
1228:崇
Takashi
1229:「さあお姫様、保健室まで」
1230:ハルヒ
Haruhi
1231:「え? あのっ!?」
1232:b-takashi_a4
1233:bg53
1234:ev6100
1235:ev6100b
1236:自分を抱え上げると同時に、買い物袋も一緒に
1237:持ち上げる。
1238:kira
1239:崇
Takashi
1240:「これは、ナイトの役目だからな」
1241:bikkuri2_l
1242:…………。
1243:……あ、そっか。
1244:ハルヒ
Haruhi
1245:「モリ先輩、眠いんでしょう?」
"Mori-senapi, ...
1246:kira
1247:崇
Takashi
1248:「ああ、そうだぞ」
1249:switch
1250:……やっぱり。
1251:崇
Takashi
1252:「そんなことより、いつもより帰りが遅いから
1253:心配したんだぞ」
1254:ハルヒ
Haruhi
1255:「そうですか? あんまり変わらないと思うん
1256:ですけど……」
1257:崇
Takashi
1258:「ハルヒはしっかりしているようでいて、うっ
1259:かり屋さんだから、気をつけなきゃダメだぞ」
1260:ハルヒ
Haruhi
1261:「……はあ、気をつけます」
1262:kira
1263:崇
Takashi
1264:「素直な返事だな。うん、いい子だ」
1265:ハルヒ
Haruhi
1266:「…………」
1267:眠いからなのはわかってても、さすがに恥ずか
1268:しい。
1269:ev6100
1270:崇
Takashi
1271:「…………ん」
1272:bikkuri1_l
1273:ハルヒ
Haruhi
1274:「……あの、何か?」
1275:モリ先輩から、じーっと見つめられる。
1276:kira
1277:heart_l
1278:崇
Takashi
1279:「ハルヒは本当にかわいいな」
1280:bikkuri2_l
1281:ハルヒ
Haruhi
1282:「じ、自分が!?」
1283:kira
1284:崇
Takashi
1285:「どうした? そんなにおどろくことじゃない
1286:ぞ。事実なんだからな」
1287:ase
1288:ハルヒ
Haruhi
1289:「……あ、あはは」
1290:ev6100b
1291:……冷静に、冷静に。眠いときのモリ先輩は、
Mori-senpai is a different person when he's sleepy.
1292:別人なんだから。
1293:はやく部室に戻って『お昼寝』してもらわない
Quickly go back to the room
1294:と……。
1295:……。
1296:でも、モリ先輩にほめられるのって……。
But, I was praised by Mori-senpai.....
1297:switch
1298:ちょっとうれしいかも。
I might just feel a bit happy.
1299:bg53
1300:音楽室キャラ
1301:ed_崇
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1:エピローグ いつも2人で
Epilogue Always a pair
2:ev8006
3:
4:bg45_b
5:#Color[7]#Scale[1.8]とある日曜日の午後
A certain sunday afternoon
6:みんなが家に遊びに来たおかげで、晩ご飯を用
7:意するはめになった。スーパーまるとみへ向かっ
8:ている途中……。
9:…………。
10:……おかず、何がいいかなあ。
……I wonder what would be nice as a side dish."
11:…………。
12:tamaki_b
13:tamaki_b
14:tamaki_b
15:環
Tamaki
16:「ハルヒ、どうしたんだ?」
"Haruhi, what's wrong?"
17:ハルヒ
Haruhi
18:「イエ、別に何でもありません」
"No, it's nothing, really."
19:tamaki_b
20:b-tamaki_b3
21:b-tamaki_b3
22:b-tamaki_b3
23:環
Tamaki
24:「――まさか、お金が……?」
"――You don't mean, money is……?"
25:ハルヒ
Haruhi
26:「失礼な。大丈夫ですよ」
"That's rude. It's all right."
27:b-tamaki_b3
28:環
Tamaki
29:「そうか? それならいいんだが……。遠慮せ
30:ずにお父さんに相談するんだぞ?」
31:……変な心配ばかりする人だなあ、ほんとに。
32:買い物だって1人でも大丈夫なのに、カゴを持
33:ちたいからってついてくるし。
34:……まあ、別にイヤじゃないけど。
35:b-tamaki_b3
36:環
Tamaki
37:「ハルヒと一緒に買い物に行けるなんて、お父
38:さんはうれしいぞ」
39:ハルヒ
Haruhi
40:「はいはい、そうですか」
"Yeah, that's right."
41:b-tamaki_b3
42:b-tamaki_b1
43:b-tamaki_b1
44:b-tamaki_b1
45:環
Tamaki
46:「見てごらんハルヒ! あの空も俺たちを祝福
47:してくれているよ」
48:ハルヒ
Haruhi
49:「……どこがですか?」
50:くるっくー、くるっくー。
51:b-tamaki_b1
52:b-tamaki_b3
53:b-tamaki_b3
54:b-tamaki_b3
55:heart_r
56:環
Tamaki
57:「小鳥のさえずりは、2人を祝福するファン
58:ファーレ!」
"The chirping of small birds is
59:ハルヒ
Haruhi
60:「……かわいいハトの鳴き声にしか聞こえませ
61:んね」
"……You can hear nothing but the chirps from the cute doves."
62:bg52
63:b-tamaki_b3
64:yama_r
65:#Scale[1.4]ガーーーーーーーーーーン!!
66:……あ、なんか落ち込んでる。
67:switch
68:bg45_b
69:b-tamaki_b3
70:b-tamaki_b2
71:b-tamaki_b2
72:b-tamaki_b2
73:環
Tamaki
74:「ううっ……。せっかく2人きりなのに、ハル
75:ヒが仲良くしてくれない」
76:まったく、めんどうな人だなあ。
77:ハルヒ
Haruhi
78:「先輩の好きなものを作ってあげますから、早
79:く行きましょうよ」
80:b-tamaki_b2
81:b-tamaki_b3
82:b-tamaki_b3
83:b-tamaki_b3
84:bikkuri1_r
85:環
Tamaki
86:「なにっ! 本当かハルヒ!!」
"What!? Haruhi, is that true??"
87:ハルヒ
Haruhi
88:「ウソなんてつきませんよ」
89:b-tamaki_b3
90:b-tamaki_b1
91:b-tamaki_b1
92:b-tamaki_b1
93:環
Tamaki
94:「そうだなあ……。それじゃあ、鉄板の上で焼
95:いて、好きな食材が入れられる料理がいいな」
96:ハルヒ
Haruhi
97:「何ですか、それ?」
98:b-tamaki_b1
99:環
Tamaki
100:「この間、テレビで見たのだが……、んー……、
101:確か、大阪名物……」
102:ハルヒ
Haruhi
103:「たこ焼き、じゃないですよね」
104:b-tamaki_b1
105:b-tamaki_b2
106:b-tamaki_b2
107:b-tamaki_b2
108:環
Tamaki
109:「それも興味深いのだが、それは『おやつ』に
110:分類されるらしいからな」
111:ハルヒ
Haruhi
112:「それじゃあ、お好み焼き?」
"Well then, okonomiyaki?"
113:b-tamaki_b2
114:bou_l
115:環
Tamaki
116:「そう! お好み焼きだ!! ……だが、ハル
"Yes! Okonomiyaki it is!! ……But,
117:ヒにはできるのか?」
is it possible for Haruhi?"
118:ハルヒ
Haruhi
119:「お好み焼きくらい作れますけど?」
120:b-tamaki_b2
121:b-tamaki_b3
122:b-tamaki_b3
123:b-tamaki_b3
124:環
Tamaki
125:「いや、ひっくり返すときの華麗な技だ……。
126:ああ、宙を舞うお好み焼きの美しい姿といった
127:ら……」
128:うっとりしながら、そんなことを語られても困
129:るんですけど……。
130:ハルヒ
Haruhi
131:「とりあえず、お好み焼きならみんなで作れる
"First of all, if it's okonomiyaki, it is prepared by everyone,
132:し、いいかもしれませんね」
that might be nice."
133:b-tamaki_b3
134:環
Tamaki
135:「きっと楽しいよ」
"It's certainly fun."
136:ハルヒ
Haruhi
137:「そうですね」
"That's right."
138:b-tamaki_b3
139:無事にメニューも決まって、すっかりご機嫌に
140:なった環先輩と歩く。
141:おかずを考えなくていいし、準備も簡単だから
142:自分にとってもうれしいメニューだ。
143:switch
144:あとは食材だけど……、何を入れればいいかな?
145:お肉は豚肉にして、あとはイカとエビと……。
146:…………。
147:ハルヒ
Haruhi
148:「……あれ?」
"..... That?"
149:何を入れようかと考えながら歩いていたら、隣
150:を歩いていたはずの環先輩の姿が消えていた。
151:何をしているのかと思ったら、少し離れたとこ
152:ろで向かいの通りを見つめている。
153:ハルヒ
Haruhi
154:「……環先輩?」
"……Tamaki-senpai?"
155:今度はなんだろうと、視線の先を追いかけてみ
156:ると……。
157:そこには赤ちゃんを抱いた若いお母さんと、
158:寄りそうように歩くお父さんの姿があった。
159:しあわせそうな家族を、環先輩は微笑みを浮か
160:べながらじっと見つめている。
161:結婚とか考えたことはないけど。いいよね……、
162:ああいうの。
163:すごくあったかい感じがする。
164:…………。
165:自分と環先輩がならんで歩いていたら、他の人
166:からはどう見えるのかな?
167:兄妹、それとも恋人……、とか?
168:……あれ、何を考えてるんだろう。
169:ev1100
170:ev1100b
171:ev1100
172:環
Tamaki
173:「きっと、世界で一番仲のいい夫婦に、見える
"I think we surely appear to be a nice couple with the
174:と思うよ」
world's best relationship."
175:そう言いながら環先輩は、自分の左手の指にお
176:菓子の指輪をはめる。
177:これ、駄菓子屋さんで売ってるアメのお菓子だ
178:けど……。
179:ev1100b
180:ハルヒ
Haruhi
181:「…………」
182:switch
183:環
Tamaki
184:「…………ね」
"........Hm."
185:ハルヒ
Haruhi
186:「そうかもしれませんね、見た目は」
"That might be so,
187:環
Tamaki
188:「うん」
"Yeah"
189:ev1100
190:ハルヒ
Haruhi
191:「……はやくスーパーに行って帰らないと、み
"……If we don't quickly go to the supermarket and come back,
192:んな待ってますよ」
everyone will be waiting."
193:環
Tamaki
194:「うん」
"Okay."
195:ハルヒ
Haruhi
196:「あの、手を離してくれないと動けないです
197:よ?」
198:環
Tamaki
199:「あ、そうか。……そうだな」
"Oh, is that so? ......I see."
200:bg45_b
201:b-tamaki_b2
202:b-tamaki_b2
203:b-tamaki_b2
204:自分の手を離すと、環先輩はいつもと変わらな
205:い笑みを浮かべた。
206:環
Tamaki
207:「おいしいお好み焼き、作ろうな」
"Let's make some delicious okonomiyaki."
208:ハルヒ
Haruhi
209:「はい」
"Okay."
210:b-tamaki_b2
211:環
Tamaki
212:「おっこのみ、おっこのみ、やっきやき~。なー
"Okonomi, okonomi, yakkiyaki~.
213:にをやいて、たっべようか~♪」
"What to bake and what shall I eat~♪"
214:環先輩は、変な歌を口ずさみながら軽い足取り
While humming a funny song, Tamaki-senpai walked
215:で歩いていく。
with light steps.
216:子どもみたいな人だなあ、ほんとに。
He is an adult looking just like a child, really now.
217:そう思いながら左手を見ると――。お菓子の指
While thinking, when I looked at his left hand――.
218:輪は、やっぱり薬指に収まっていた。
As I thought, on his ring finger he had put a candy ring.
219:…………。
…………
220:これじゃあ本当に新婚さんみたいだ。
221:外そうかなと思って……、やめた。
222:switch
223:環先輩に泣かれそうだし、指輪が邪魔ってこと
224:でもないし。
225:環
Tamaki
226:「ハルヒー!」
"Haruhi~!"
227:あ、もうあんなところにいる。
228:ハルヒ
Haruhi
229:「そこから動かないでくださいよ、環先輩!」
"Please do not move from there, Tamaki-senpai!"
230:bg54_b
231:まったくもう、世話の焼ける人なんだから。
232:でも――。
But――.
233:そういうところが、ちょっとだけかわいいのか
234:もしれない。
235:bg53
236:音楽室キャラ
237:ed_環
238:switch
239:エピローグ 理想の関係?
Epilogue Tamaki-senpai's ideal relationship?
240:ev8007
241:
242:bg39_a
243:bg38_a
244:#Color[7]#Scale[1.8]第2回 駄菓子祭り
245:今日は、好評だった駄菓子祭りの第2回。この
246:間とちがうのは、日本全国の駄菓子が取り寄せ
247:られているところだ。
248:…………。
249:……金持ちどもめ。
250:少し前の自分ならそう思っていたけど、今なら
251:なんとなく理解できる。
252:みんなに、楽しんで欲しいからだって――。
253:kyouya_a
254:kyouya_a
255:kyouya_a
256:鏡夜
Kyoya
257:「ハルヒ」
"Haruhi."
258:ハルヒ
Haruhi
259:「あ、はい。何ですか?」
"Ah, yes. What is it?"
260:kyouya_a
261:b-kyouya_a2
262:b-kyouya_a2
263:b-kyouya_a2
264:鏡夜
Kyoya
265:「今回は着物を用意してある。お客様が来られ
266:る前に、おまえも着替えをすませてくれ」
267:ハルヒ
Haruhi
268:「……着物ですか」
"……Is it a kimono?"
269:b-kyouya_a2
270:鏡夜
Kyoya
271:「着付けなら、更衣室にマニュアルがある。……
272:問題はないな?」
273:ハルヒ
Haruhi
274:「はい、ありません……」
"Yes, there isn't....."
275:b-kyouya_a2
276:鏡夜先輩は自分の答えに満足したようにうなず
277:くと、環先輩たちのほうへ向かった。
278:…………。
279:……説明書もあるって言うし、とりあえず着替
280:えてこよう。
281:bg35_a
282:更衣室に入ると――。
283:鏡夜
Kyoya
284:「ハルヒ、うまく着られそうか」
"Haruhi, .................
285:カベの向こうから鏡夜先輩の声が聞こえた。
286:ハルヒ
Haruhi
287:「はい、たぶん」
"Yes, maybe."
288:鏡夜
Kyoya
289:「そうか。マニュアルでもわからないときは、
"Is that so? If you don't understand even a
290:声をかけてくれ」'
manual, then tell me." - Red= Unsure of translation
291:ハルヒ
Haruhi
292:「わかりました」
"I understand."
293:…………。
..............
294:switch
295:鏡夜先輩も、となりで着替えてるんだ。……そ
296:う思うと、なんだか少し恥ずかしい気がする。
297:…………。
.................
298:ハルヒ
Haruhi
299:「あの……。鏡夜先輩は、着物の着付けもでき
300:るんですか」
301:鏡夜
Kyoya
302:「そういう教育を受けている」
303:……教育かあ。
304:そんなふうに聞くと、なんだかカベがあるみた
305:いでちょっとイヤだな。
306:鏡夜
Kyoya
307:「せっかくの機会だ。おまえはそのマニュアル
308:で覚えておくといい」
309:ハルヒ
Haruhi
310:「そうですね……。はい、そうします」
311:…………。
312:今日のこともあるけど、ホスト部にいると意外
313:に学ぶことがあるんだよね。
314:…………体験学習、とまではいかないけど。
315:……。
316:ん、なんとか着替えられたかな。
317:ev2100
318:着替え終わって更衣室を出ると――、大福帳を
319:手にした鏡夜先輩が立っていた。
320:ev2100b
321:鏡夜
Kyoya
322:「ほう……」
323:ev2100
324:ハルヒ
Haruhi
325:「どこか変ですか?」
326:ev2100b
327:鏡夜
Kyoya
328:「いや、いいんじゃないか」
329:ev2100
330:ハルヒ
Haruhi
331:「え? あの……、ありがとうございます」
332:ev2100b
333:鏡夜先輩のことだから、『馬子にも衣装だな』
334:とか言われると思ったのに……。ほめられるな
335:んて思わなかった。
336:kira
337:鏡夜
Kyoya
338:「これなら今後は、着物のレンタル代やその他
339:の経費を上乗せしても大丈夫だろう」
340:switch
341:yama_r
342:ハルヒ
Haruhi
343:#Pos[0,20]#Scale[1.4] 「えーっ!!」
344:鏡夜
Kyoya
345:「何を驚くことがある? 今まで請求していな
346:いことを、感謝して欲しいところだが」
347:…………。
348:uneune_r
349:ハルヒ
Haruhi
350:「ソウデスネ、アリガトウゴザイマス」
"I see, thank you very much."
351:鏡夜
Kyoya
352:「これからは、しっかり稼いでもらうぞ」
353:ハルヒ
Haruhi
354:「でも鏡夜先輩、それだと借金を返せるのがい
355:つになるのか分かりませんよ?」
356:鏡夜
Kyoya
357:「それは好都合だ。おまえを辞めさせる気はな
358:いからな」
359:……え? それって……?
360:鏡夜
Kyoya
361:「説明が必要か?」
362:……。
363:理由はホスト部の集客率が下がる、とかそうい
364:うことだろうけど、そのまま答えるのはなんか
365:イヤだし……。
366:……そうだ。
367:ev2100
368:ハルヒ
Haruhi
369:「自分がいなくなると、寂しくなるからです
370:ね?」
371:ev2100b
372:鏡夜
Kyoya
373:「……なかなか興味深い解釈だな」
374:……あれ? つまらないことを言うなって笑わ
375:れるかと思ったのに……。
376:ev2100
377:鏡夜
Kyoya
378:「さて、ムダ話はここまでだ。ハルヒは帯を少
379:し直してから来てくれ」
380:ハルヒ
Haruhi
381:「え、あ、はい」
"Eh, oh, yes."
382:bg35_a
383:鏡夜先輩の後ろ姿を見送って、帯を見てみるけ
384:ど……。どこもおかしくないみたいに見える。
385:……鏡で確認しないとわからないね。
386:bg52
387:……あ、少し曲がってる。……えっと、ここを
388:直してもう少し絞れば……、と。
389:switch
390:うん、できた。
391:bg35_a
392:…………。
393:鏡夜
Kyoya
394:「それは好都合だ。おまえを辞めさせる気はな
395:いからな」
396:…………。
397:あれは、メリットがあるからホスト部にいて欲
398:しいっていうことで、別に自分がいなくなるこ
399:とが寂しいからじゃないよね……。
400:……。
401:ev2100
402:ハルヒ
Haruhi
403:「……どうかしたんですか?」
404:帯を直して更衣室を出ると、鏡夜先輩の姿があっ
405:た。
406:鏡夜
Kyoya
407:「ちょうどこっちに用事があってな。ついでに
408:様子を見に来ただけだ」
409:ハルヒ
Haruhi
410:「どうですか? ちゃんと直せたと思うんです
411:けど……」
412:鏡夜
Kyoya
413:「……ああ、問題ない。それに、よく似合って
"……Ah, that's no problem.
414:いる」
415:ハルヒ
Haruhi
416:「…………え?」
".......Oh?"
417:今、ほめてくれた?
418:鏡夜
Kyoya
419:「事実を述べたまでだ。どちらかといえば、そ
420:の着物を選んだ俺の目が確かだったわけだが」
421:この着物、鏡夜先輩が選んでくれたんだ……。
422:鏡夜
Kyoya
423:「しっかり頼むぞ、ハルヒ」
424:bou_r
425:ハルヒ
Haruhi
426:「はいっ」
427:…………。
428:鏡夜先輩のメリットには、きっといろんな形が
429:あって『利益』につながるものだけじゃない。
430:自分と鏡夜先輩の間にあるカベを越えられたな
431:ら……、きっと理想的な関係になれるんじゃな
432:いかな。
433:switch
434:――と、思った。
435:音楽室キャラ
436:ed_鏡夜
437: switch
438:エピローグ 線の内側
Epilogue The inside of the line (not sure about this translation)
439:ev8008
440:
441:bg67_a
442:#Color[7]#Scale[1.8]とある日曜日
A certain sunday
443:――目が覚めると、そこはデパートの物産展で
444:した。
445:……。
446:…………。
447:tamaki_b
448:tamaki_b
449:tamaki_b
450:環
Tamaki
451:「ハルヒ! やっと目を覚ましたか!!」
"Haruhi!
452:ハルヒ
Haruhi
453:「……どうして自分はこんなところにいるんで
454:しょう?」
455:tamaki_b
456:環
Tamaki
457:「それは――、今日で物産展がお終いだから
458:だっ!!」
459:………………。
460:tamaki_b
461:kyouya_b
462:kyouya_b
463:kyouya_b
464:鏡夜
Kyoya
465:「言っておくが蘭花さんからは、きちんと許可
466:をいただいている」
467:ハルヒ
Haruhi
468:「あの……、本人の意思はどこに?」
469:kyouya_b
470:鏡夜
Kyoya
471:「すまないが、必要なら事前に言っておいてく
472:れないか」
473:………………。
474:kyouya_b
475:tamaki_b
476:tamaki_b
477:tamaki_b
478:kaoru_b
479:kaoru_b
480:kaoru_b
481:環
Tamaki
482:「おおっ! 皆の衆、今日は屋上で『ホストレ
483:ンジャー』のアトラクションがあるぞ!!」
484:kaoru_b
485:馨
Kaoru
486:「へえ、おもしろそうだね」
487:kaoru_b
488:tamaki_b
489:mitukuni_b
490:mitukuni_b
491:mitukuni_b
492:takashi_b
493:takashi_b
494:takashi_b
495:hani1
496:光邦
Mitsukuni
497:「僕、アイス食べながら見たいな。いいよね、
498:崇?」
499:takashi_b
500:崇
Takashi
501:「ああ、問題ない」
"Ah, no problem."
502:takashi_b
503:mitukuni_b
504:tamaki_b
505:tamaki_b
506:tamaki_b
507:環
Tamaki
508:「では、出発だ!!」
"It's starting!!"
509:tamaki_b
510:ダダダダダダ……。
511:…………。
512:……。
513:hikaru_b
514:hikaru_b
515:hikaru_b
516:物産展が最終日だからデパートに来たはずなの
517:に、どうしてみんな――。と思ったら、光が残っ
518:てた。
519:いつもなら馨と一緒に、屋上に行ってるはずな
520:のに。
521:switch
522:…………。
523:なんだろ? 元気ないみたいだけど。
524:hikaru_b
525:b-hikaru_b1
526:b-hikaru_b1
527:b-hikaru_b1
528:ハルヒ
Haruhi
529:「……ねえ光、お腹すいてない?」
530:b-hikaru_b1
531:光
Hikaru
532:「ん、別に。……でもハルヒが行きたいならい
533:いよ」
534:ハルヒ
Haruhi
535:「え? そうなんだ」
536:なんか意外……。そんなふうに言ってくれるの
537:は、初めてじゃないかな?
538:ハルヒ
Haruhi
539:「それじゃ、行こっか」
540:b-hikaru_b1
541:光の気が変わらないうちに、ファーストフード
542:のお店に向かった。
543:bg70_a
544:………………。
545:hikaru_b
546:hikaru_b
547:hikaru_b
548:光
Hikaru
549:「……なんだよ、これ」
550:ハルヒ
Haruhi
551:「お昼時だから、ものすごく込んでるね」
552:hikaru_b
553:光
Hikaru
554:「…………何時間くらい待たされんの?」
555:ハルヒ
Haruhi
556:「そんなに待たされないって」
557:……何時間ってことはないけど、15分くらい
558:は覚悟しておいたほうがいいかな。
559:ハルヒ
Haruhi
560:「とりあえず、光は席で待っててくれてもいい
561:けど」
562:hikaru_b
563:b-hikaru_b1
564:b-hikaru_b1
565:b-hikaru_b1
566:光
Hikaru
567:「……なあハルヒ」
568:誰かを捜すように、まわりを見渡しながらつぶ
569:やく光。
570:b-hikaru_b1
571:光
Hikaru
572:「さっきのところに戻ろう」
"Let's go back to where we were."
573:ハルヒ
Haruhi
574:「……うん、わかった」
"……Hm, okay."
575:b-hikaru_b1
576:bg67_a
577:hikaru_b
578:hikaru_b
579:hikaru_b
580:………………。
581:switch
582:…………。
583:戻っては来たけど、光はずっと黙っていて怖い
584:くらいに静かだった。
585:hikaru_b
586:光
Hikaru
587:「……いつも、馨と2人だけだったんだ」
588:そんな光が、ようやく口を開く。
589:hikaru_b
590:b-hikaru_b1
591:b-hikaru_b1
592:b-hikaru_b1
593:光
Hikaru
594:「僕らを見分けられる人もいなかったしさ」
595:ハルヒ
Haruhi
596:「…………」
597:b-hikaru_b1
598:光
Hikaru
599:「でも今は、ハルヒがいる」
600:…………。
601:b-hikaru_b1
602:光
Hikaru
603:「それはすごくうれしいことだけど、怖い」
604:ハルヒ
Haruhi
605:「……怖い? 自分が?」
606:b-hikaru_b1
607:b-hikaru_b2
608:b-hikaru_b2
609:b-hikaru_b2
610:その言葉に、光は小さく首をふる。
611:光
Hikaru
612:「違う……。けど、よくわかんない」
613:光の手が、小さく震えている。
614:ハルヒ
Haruhi
615:「光、ちょっと座ろう。……ね?」
"Hikaru, let's sit down for a little bit. ....Hm?"
616:b-hikaru_b2
617:ev3100
618:ハルヒ
Haruhi
619:「光が不安になったときは、そばにいるよ」
620:ev3100b
621:光
Hikaru
622:「……ハルヒ」
".......Haruhi."
623:ev3100
624:ハルヒ
Haruhi
625:「光は、ひとりじゃないよ。それだったら、怖
"Hikaru, you aren't alone.
626:くないよね?」
627:ev3100b
628:光
Hikaru
629:「じゃあハルヒは、これからもずっと……、
630:一緒にいてくれるんだ?」
631:ev3100
632:ハルヒ
Haruhi
633:「うん、一緒にいる」
"Yeah, I'm together." (not completely sure about this translation)
634:switch
635:そう言ってぎゅっと強く手を握ると、震えてい
636:た光の手は止まった。
637:光
Hikaru
638:「………………ありがと」
"...............Thanks."
639:光の素直な言葉が、胸の奥にひびく。
640:…………。
641:とりあえず、落ち着いてくれたみたいでほっと
642:した。
643:光が何を不安に思っているのか、自分にはまだ
644:よくわからない。
645:光自身もわかっていないことみたいだから、
646:2人で考えていければいいなと思う。
647:これからも、一緒にいられるように――。
648:bg53
649:音楽室キャラ
650:ed_光
651:switch
652:エピローグ 僕たちの聖域
Epilogue Our Sanctuary
653:ev8009
654:
655:bg29_a
656:#Color[7]#Scale[1.8]とある日の放課後
657:tamaki_a
658:tamaki_a
659:tamaki_a
660:環
Tamaki
661:「いいか、皆の衆! 今日はかくれんぼ大会を
662:行う!」
663:環先輩のひと言で、いきなり始まるかくれんぼ。
664:さすがにこの展開にも慣れてきた……。
665:tamaki_a
666:mitukuni_a
667:mitukuni_a
668:mitukuni_a
669:光邦
Mitsukuni
670:「うさちゃんも一緒に隠れていい?」
"Usa-chan can hide with us?
671:tamaki_a
672:環
Tamaki
673:「もちろんですよ、ハニー先輩」
"Of course, Honey-senpai"
674:mitukuni_a
675:kyouya_a
676:kyouya_a
677:kyouya_a
678:鏡夜
Kyoya
679:「隠れる場所の制限はどうする?」
680:tamaki_a
681:環
Tamaki
682:「んー、そうだなあ、校舎内ならどこでもいい
683:んじゃないか?」
684:kyouya_a
685:鏡夜
Kyoya
686:「それでいいというのなら俺は止めないがな。
687:まあ、好きにしろ」
688:kyouya_a
689:tamaki_a
690:hikaru_a
691:hikaru_a
692:hikaru_a
693:kaoru_a
694:kaoru_a
695:kaoru_a
696:bou_l
697:bou_r
698:光&馨
Hikaru and Kaoru
699:「それじゃあ殿が鬼ね」
700:hikaru_a
701:kaoru_a
702:tamaki_a
703:tamaki_a
704:tamaki_a
705:bikkuri2_l
706:環
Tamaki
707:「……へ?」
708:呆然とする環先輩を残して、光たちはあっとい
709:う間に部室から走り去っていった。
710:tamaki_a
711:b-kyouya_a2
712:b-kyouya_a2
713:b-kyouya_a2
714:鏡夜
Kyoya
715:「さて、俺たちも行くか」
716:ハルヒ
Haruhi
717:「いいんですか?」
718:b-kyouya_a2
719:鏡夜
Kyoya
720:「それならおまえが鬼を?」
721:ハルヒ
Haruhi
722:「いえ、遠慮しておきます」
723:b-kyouya_a2
724:b-mitukuni_a3
725:b-mitukuni_a3
726:b-mitukuni_a3
727:big_hani1
728:光邦
Mitsukuni
729:「ハルちゃん、早く行こう」
"Haru-chan, let's go quickly."
730:b-mitukuni_a3
731:tamaki_a
732:tamaki_a
733:tamaki_a
734:ハルヒ
Haruhi
735:「はあ……。それじゃあ環先輩、がんばってく
"Huh.... Tamaki-senpai, do your best
736:ださい」
please.
737:tamaki_a
738:kyouya_a
739:kyouya_a
740:kyouya_a
741:鏡夜
Kyoya
742:「100数えたら開始だ、いいな」
743:kyouya_a
744:tamaki_a
745:tamaki_a
746:tamaki_a
747:環
Tamaki
748:「……はい」
"........Yes."
749:tamaki_a
750:bg09_a
751:kyouya_a
752:kyouya_a
753:kyouya_a
754:鏡夜
Kyoya
755:「全員で移動していても効率が悪いな。別行動
756:でいくか」
757:switch
758:ハルヒ
Haruhi
759:「もしかして、みんなバラバラに隠れるんです
760:か?」
761:im02
762:kyouya_a
763:b-kyouya_a3
764:b-kyouya_a3
765:b-kyouya_a3
766:eye
767:鏡夜
Kyoya
768:「環が校舎中を捜したいと言っているんだ。希
769:望はかなえてやらないとな」
770:#Color[7]#Scale[1.8]魔王降臨
771:bg09_a
772:…………恐ろしい人だ。
773:b-kyouya_a3
774:mitukuni_a
775:mitukuni_a
776:mitukuni_a
777:takashi_a
778:takashi_a
779:takashi_a
780:光邦
Mitsukuni
781:「じゃあ僕、崇と隠れるね」
782:ハニー先輩の言葉に、黙ってうなずくモリ先輩。
Mori-senpai nodded silently at the words of Honey-senpai.
783:mitukuni_a
784:takashi_a
785:kyouya_a
786:kyouya_a
787:kyouya_a
788:鏡夜
Kyoya
789:「ええ、そうしてください」
"Yes, please do so."
790:……バラバラに隠れるんじゃなかったんです
791:か?
792:kyouya_a
793:b-kyouya_a2
794:b-kyouya_a2
795:b-kyouya_a2
796:鏡夜
Kyoya
797:「ああ、ハルヒは1時間くらい見つからないよ
798:うにしてくれよ」
799:ハルヒ
Haruhi
800:「努力してみます……」
801:b-kyouya_a2
802:b-mitukuni_a1
803:b-mitukuni_a1
804:b-mitukuni_a1
805:光邦
Mitsukuni
806:「それじゃあ、あとでね」
807:b-mitukuni_a1
808:ハニー先輩のひと言で、バラバラにわかれる。
809:…………。
810:このかくれんぼ、終わるといいんだけど……。
811:bg52
812:…………。
813:そろそろどこかに隠れないと、環先輩に見つか
814:るかもしれない……。
815:そう思い始めたとき、少し開いた教室のドアが
816:目についた。
817:とりあえず、ここに隠れよう。
818:bg25_a
819:なかに入ると――。
820:ガタッ。
821:kaoru_a
822:kaoru_a
823:kaoru_a
824:馨
Kaoru
825:「……ハルヒ」
"......Haruhi."
826:switch
827:積んである雑誌みたいな束の奥から、馨が姿を
828:現した。
829:ハルヒ
Haruhi
830:「ここに隠れてたんだ。……あれ? 光は」
831:kaoru_a
832:馨
Kaoru
833:「もっと見つかりにくそうなところを探してく
834:るって」
835:ハルヒ
Haruhi
836:「あ、そう……」
"Oh, so...."
837:ほんとうに、今日のかくれんぼが終わらないよ
838:うな気がしてきた……。
839:真っ暗な校舎のなかで自分たちを捜して歩きま
840:わっている環先輩の姿が、はっきりと思い浮か
841:ぶ。
842:kaoru_a
843:馨
Kaoru
844:「一緒に隠れない?」
"It's not hidden together?"
845:ハルヒ
Haruhi
846:「うん、そうする」
847:kaoru_a
848:馨
Kaoru
849:「素直な返事だねえ、殿が聞いたらいじけるよ」
850:ハルヒ
Haruhi
851:「何で?」
"Why?"
852:kaoru_a
853:馨
Kaoru
854:「ううん、わからないならいいよ」
855:…………?
.............?
856:kaoru_a
857:b-kaoru_a1
858:b-kaoru_a1
859:b-kaoru_a1
860:馨
Kaoru
861:「ねえ、ハルヒ……」
"Hey, Haruhi...."
862:ハルヒ
Haruhi
863:「ん、何?」
"Yeah, what?"
864:……。
865:b-kaoru_a1
866:馨
Kaoru
867:「今まで僕と光は、2人だけの世界にいたん
868:だ……。そんな僕らを、殿はホスト部に誘っ
869:てくれた」
870:b-kaoru_a1
871:馨
Kaoru
872:「そのおかげで、少しずつだけど世界は広がっ
873:ていったから……。殿には感謝してる」
874:b-kaoru_a1
875:b-kaoru_a2
876:b-kaoru_a2
877:b-kaoru_a2
878:馨
Kaoru
879:「でもね、僕と光の世界に入ってきたのは――、
880:ハルヒだけなんだよ」
881:…………。
882:ハルヒ
Haruhi
883:「そうなんだ。ぜんぜん気づかなかったけど」
884:switch
885:b-kaoru_a2
886:馨
Kaoru
887:「ハルヒらしいね」
"That's so like you, Haruhi."
888:ハルヒ
Haruhi
889:「そうかな?」
"Is that so?"
890:b-kaoru_a2
891:馨
Kaoru
892:「僕は今の関係を崩したくないんだ。光のため
893:にもね。――殿には悪いけど」
894:どうして環先輩に悪いのかわからないけど……。
895:ハルヒ
Haruhi
896:「このままでいいんだよね?」
897:b-kaoru_a2
898:b-kaoru_a1
899:b-kaoru_a1
900:b-kaoru_a1
901:馨
Kaoru
902:「そう――。だから、ハルヒも協力してよ」
903:協力って言われても……。今まで通りだったら、
904:別に何もすることがないような気がするんだけ
905:ど。
906:そう思ったとき――。
907:光
Hikaru
908:「あー、2人だけでずるい」
909:b-kaoru_a1
910:kaoru_a
911:kaoru_a
912:kaoru_a
913:hikaru_a
914:hikaru_a
915:hikaru_a
916:馨
Kaoru
917:「光……、おかえり」
"Hikaru..... Welcome back."
918:隠れ場所を探していた光が戻ってきた。
919:hikaru_a
920:光
Hikaru
921:「っと、そうじゃなくって。殿が近くまできて
922:るんだって」
923:ハルヒ
Haruhi
924:「え、そうなの?」
"Oh, really?"
925:うーん……。ここで見つかったら、鏡夜先輩と
926:顔を合わせにくいなあ。
927:kaoru_a
928:馨
Kaoru
929:「ハルヒ、光。こっちに隠れよう」
"Haruhi, Hikaru. Let's hide here."
930:hikaru_a
931:kaoru_a
932:ev4100
933:みんなで一緒に物陰へ隠れたとき、環先輩の声
934:が聞こえてきた。
935:環
Tamaki
936:「おーい、どこに隠れているのだー」
937:環
Tamaki
938:「ハルヒー、きょーーーやーーーー……」
"Haruhi~, Kyou~ya~...."
939:かくれんぼなんだから、誰も答えるわけがない
940:のに……。
941:…………。
..............
942:switch
943:ev4100b
944:馨
Kaoru
945:「ふふふっ……」
946:ev4100
947:光
Hikaru
948:「ぷっ、くくくく……」
949:ev4100b
950:ハルヒ
Haruhi
951:「くっ、はは……」
952:つい笑ってしまう。
953:ev4100
954:馨
Kaoru
955:「これからもさ、ずっと一緒にいようよ」
956:光
Hikaru
957:「なに言ってんの馨? そんなの当たり前じゃ
958:ん。な、ハルヒ」
959:ハルヒ
Haruhi
960:「うん、そうだね」
"Yeah, you're right."
961:これからもずっと一緒に――。
962:bg53
963:音楽室キャラ
964:ed_馨
Kaoru
965:switch
966:エピローグ あま~い生活
Epilogue
967:ev8010
968:
969:bg12_a
970:#Color[7]#Scale[1.8]とある日の放課後
971:b-mitukuni_a1
972:b-mitukuni_a1
973:b-mitukuni_a1
974:big_hani1
975:光邦
Mitsukuni
976:「ハルちゃん。こっち、こっち」
"Haru-chan. Here, here."
977:ハニー先輩に引っ張られながら、食堂へ連れて
978:こられたけど……。
979:ハルヒ
Haruhi
980:「そんなに急いでどうしたんですか?」
981:b-mitukuni_a1
982:光邦
Mitsukuni
983:「どうしてもハルちゃんに食べてもらいたいケー
984:キがあるの」
985:ハルヒ
Haruhi
986:「ケーキですか?」
"Is it a cake?"
987:b-mitukuni_a1
988:b-mitukuni_a2
989:b-mitukuni_a2
990:b-mitukuni_a2
991:光邦
Mitsukuni
992:「うん! お腹いーっぱい食べていいんだよ」
993:……あまいものはあんまり得意じゃないんです
994:けど。
995:b-mitukuni_a2
996:bg15_a
997:…………。
998:食堂のテーブルには、ずらっとケーキが並んで
999:いる。
1000:…………。
1001:……すごい数。
1002:ハルヒ
Haruhi
1003:「……あの。これぜんぶ食べるんですか?」
1004:b-mitukuni_a3
1005:b-mitukuni_a3
1006:b-mitukuni_a3
1007:光邦
Mitsukuni
1008:「そうだよ。僕とハルちゃんとうさちゃんで」
1009:ハルヒ
Haruhi
1010:「……あの自分は、少しで」
1011:b-mitukuni_a3
1012:b-mitukuni_a1
1013:b-mitukuni_a1
1014:b-mitukuni_a1
1015:光邦
Mitsukuni
1016:「いいのいいの、いっぱいあるんだから、ね」
1017:ハルヒ
Haruhi
1018:「…………はあ」
1019:あんまりあまくなさそうなケーキを選んで食べ
1020:よう……。
1021:b-mitukuni_a1
1022:b-mitukuni_a3
1023:b-mitukuni_a3
1024:b-mitukuni_a3
1025:big_hani1
1026:光邦
Mitsukuni
1027:「それじゃあ、いっただきまーーーす」
"Well then.. Let's eat!~"
1028:b-mitukuni_a3
1029:ハニー先輩はフォークを手にすると、ぱくぱく
1030:ケーキを食べ始めた。
1031:光邦
Mitsukuni
1032:「あーむ……。ん~、おいし~い♪」
1033:テーブルの上に並んだケーキは、次々にハニー
1034:先輩の口のなかへ消えていく。
1035:switch
1036:…………。
1037:……それにしても、あの体のどこにケーキが入っ
1038:ていくんだろうって、いつも不思議に思う。
1039:bg53
1040:ev5100
1041:あ……。
1042:ev5100b
1043:ハルヒ
Haruhi
1044:「ハニー先輩、クリームがついてますよ」
1045:ev5100
1046:光邦
Mitsukuni
1047:「ん~?」
1048:ev5100b
1049:ハルヒ
Haruhi
1050:「動かないでください、ふきますから」
1051:ev5100
1052:光邦
Mitsukuni
1053:「はあい」
1054:ev5100b
1055:そう返事をしながらも、ハニー先輩はフォーク
1056:を手放さない。
1057:……なんだか、子どもの面倒を見ているお母さ
1058:んになったみたいな気がする……。
1059:助けに来てくれたときは、男の子なんだなあっ
1060:て思ったけどね。
1061:………………。
1062:bg53
1063:ハルヒ
Haruhi
1064:「はい、きれいになりました」
"Yes, it turned out beautiful."
1065:bg15_a
1066:b-mitukuni_a4
1067:b-mitukuni_a4
1068:b-mitukuni_a4
1069:光邦
Mitsukuni
1070:「ありがとね、ハルちゃん。お礼に僕のイチゴ、
1071:わけてあげるね」
1072:ハルヒ
Haruhi
1073:「ありがとうございます……」
1074:b-mitukuni_a4
1075:あ……。
1076:ケーキが、イチゴで隠れてしまうくらいにのせ
1077:られていく。
1078:ハルヒ
Haruhi
1079:「あの、ハニー先輩。イチゴはそれくらいで」
"Uh, Honey-senpai. ...
1080:b-mitukuni_a3
1081:b-mitukuni_a3
1082:b-mitukuni_a3
1083:光邦
Mitsukuni
1084:「あれえ、もういいの?」
1085:ハルヒ
Haruhi
1086:「はい、ありがとうございます」
"Yes, thank you very much."
1087:b-mitukuni_a3
1088:光邦
Mitsukuni
1089:「~♪」
1090:switch
1091:あまいものやかわいいものを前にすると、しあ
Before sweet and cute things
1092:わせそうだよねえ……。
1093:b-mitukuni_a3
1094:……。
.........
1095:そんなハニー先輩を見ていると、自分までしあ
1096:わせな気持ちになってくる気がする。
1097:…………。
1098:あ、忘れないうちに言っておかないと……。
1099:ハルヒ
Haruhi
1100:「ハニー先輩。食べたあとは、歯みがきを忘れ
1101:ないでくださいね」
1102:b-mitukuni_a2
1103:b-mitukuni_a2
1104:b-mitukuni_a2
1105:光邦
Mitsukuni
1106:「うん、ハルちゃんもね」
"Yeah, ....
1107:ハルヒ
Haruhi
1108:「え、自分もですか?」
1109:b-mitukuni_a2
1110:光邦
Mitsukuni
1111:「ハルちゃんが虫歯になったら、いやだもん」
1112:ハルヒ
Haruhi
1113:「ハニー先輩……」
"Honey-senpai....."
1114:b-mitukuni_a2
1115:b-mitukuni_a3
1116:b-mitukuni_a3
1117:b-mitukuni_a3
1118:光邦
Mitsukuni
1119:「だから一緒にみがこうね?」
1120:ハルヒ
Haruhi
1121:「はい」
"Yes"
1122:……いつの間にか、自分が歯みがきをしなくちゃ
1123:ダメみたいになってた。
1124:ハニー先輩って、ちょっと不思議な人だなあっ
1125:て思う。
1126:b-mitukuni_a3
1127:光邦
Mitsukuni
1128:「どうしたの、ハルちゃん」
"What happened, Haru-chan?"
1129:ハルヒ
Haruhi
1130:「いえ、何でもありませんよ」
"No, it's nothing."
1131:b-mitukuni_a3
1132:b-mitukuni_a1
1133:b-mitukuni_a1
1134:b-mitukuni_a1
1135:光邦
Mitsukuni
1136:「……ねえ。また一緒にケーキ、食べてく
"......Hey.
1137:れる?」
1138:ハルヒ
Haruhi
1139:「はい、喜んで」
"Yes, gladly."
1140:b-mitukuni_a1
1141:これからも一緒にいれば、もっとハニー先輩の
1142:いろんなところが見つけられる。
1143:そう思うと、自然と笑みが浮かんだ。
1144:b-mitukuni_a1
1145:bg53
1146:音楽室キャラ
1147:ed_光邦
1148:switch
1149:エピローグ 気になる存在
Epilogue
1150:ev8011
1151:
1152:bg24_b
1153:#Color[7]#Scale[1.8]とある放課後
1154:ずっしり重い買い物袋を下げて校門を抜ける。
1155:インスタントコーヒーの買い出しはめんどうだっ
1156:たけど、スピードくじでマグカップのセットを
1157:3つもゲット!
1158:おまけだけど使いやすいんだよね、ここのマグ
1159:カップ。
1160:ハルヒ
Haruhi
1161:「~♪」
1162:どの色のマグカップを使おうかなあと考えてい
1163:ると――。
1164:ハルヒ
Haruhi
1165:「わっ!」
1166:#Scale[1.4]ドタッ!
1167:何もなさそうなところで、つまずいてしまった。
1168:ハルヒ
Haruhi
1169:「……い、たた。……あ、マグカップ!!」
1170:あわてて買い物袋のなかをのぞく……。
1171:…………。
1172:……。
1173:良かった。マグカップもインスタントコーヒー
1174:のビンも割れてない。
1175:ハルヒ
Haruhi
1176:「いたっ」
1177:ほっとして立ち上がろうとすると……、びりっ
1178:と足首に痛みが走る。
1179:……。
1180:…………どうやら、くじいてしまったらしい。
1181:歩けなくはないけど、このまま足を引きずって
1182:戻ったら――。
1183:環先輩に、救急車でも呼ばれかねない……。ど
1184:うしよ、大騒ぎにならないようにこのまま帰っ
1185:て――。
1186:…………。
1187:……そんなことをしたら、もっと大騒ぎになる
1188:よね。
1189:ハルヒ
Haruhi
1190:「こまったなあ……」
1191:switch
1192:と、つぶやいたとき――。
1193:takashi_a
1194:takashi_a
1195:takashi_a
1196:崇
Takashi
1197:「助けにきたぞ、ハルヒ」
"I came to help, Haruhi"
1198:ハルヒ
Haruhi
1199:「モリ先輩……?」
"Mori-senpai.....?"
1200:takashi_a
1201:b-takashi_a2
1202:b-takashi_a2
1203:b-takashi_a2
1204:kira
1205:崇
Takashi
1206:「俺が来たから、もう安心だ」
1207:…………。
1208:えーっと、この人はモリ先輩でいいんだよ
1209:ね……。
1210:b-takashi_a2
1211:崇
Takashi
1212:「どうした? そんなに俺を見つめて」
1213:b-takashi_a2
1214:b-takashi_a1
1215:b-takashi_a1
1216:b-takashi_a1
1217:eye
1218:キラーン。
1219:さ、さわやかな笑顔がまぶしい。
1220:…………。
1221:うーん……、前にも確か似たようなことがあっ
1222:たような……。
1223:b-takashi_a1
1224:b-takashi_a4
1225:b-takashi_a4
1226:b-takashi_a4
1227:kira
1228:崇
Takashi
1229:「さあお姫様、保健室まで」
1230:ハルヒ
Haruhi
1231:「え? あのっ!?」
1232:b-takashi_a4
1233:bg53
1234:ev6100
1235:ev6100b
1236:自分を抱え上げると同時に、買い物袋も一緒に
1237:持ち上げる。
1238:kira
1239:崇
Takashi
1240:「これは、ナイトの役目だからな」
1241:bikkuri2_l
1242:…………。
1243:……あ、そっか。
1244:ハルヒ
Haruhi
1245:「モリ先輩、眠いんでしょう?」
"Mori-senapi, ...
1246:kira
1247:崇
Takashi
1248:「ああ、そうだぞ」
1249:switch
1250:……やっぱり。
1251:崇
Takashi
1252:「そんなことより、いつもより帰りが遅いから
1253:心配したんだぞ」
1254:ハルヒ
Haruhi
1255:「そうですか? あんまり変わらないと思うん
1256:ですけど……」
1257:崇
Takashi
1258:「ハルヒはしっかりしているようでいて、うっ
1259:かり屋さんだから、気をつけなきゃダメだぞ」
1260:ハルヒ
Haruhi
1261:「……はあ、気をつけます」
1262:kira
1263:崇
Takashi
1264:「素直な返事だな。うん、いい子だ」
1265:ハルヒ
Haruhi
1266:「…………」
1267:眠いからなのはわかってても、さすがに恥ずか
1268:しい。
1269:ev6100
1270:崇
Takashi
1271:「…………ん」
1272:bikkuri1_l
1273:ハルヒ
Haruhi
1274:「……あの、何か?」
1275:モリ先輩から、じーっと見つめられる。
1276:kira
1277:heart_l
1278:崇
Takashi
1279:「ハルヒは本当にかわいいな」
1280:bikkuri2_l
1281:ハルヒ
Haruhi
1282:「じ、自分が!?」
1283:kira
1284:崇
Takashi
1285:「どうした? そんなにおどろくことじゃない
1286:ぞ。事実なんだからな」
1287:ase
1288:ハルヒ
Haruhi
1289:「……あ、あはは」
1290:ev6100b
1291:……冷静に、冷静に。眠いときのモリ先輩は、
Mori-senpai is a different person when he's sleepy.
1292:別人なんだから。
1293:はやく部室に戻って『お昼寝』してもらわない
Quickly go back to the room
1294:と……。
1295:……。
1296:でも、モリ先輩にほめられるのって……。
But, I was praised by Mori-senpai.....
1297:switch
1298:ちょっとうれしいかも。
I might just feel a bit happy.
1299:bg53
1300:音楽室キャラ
1301:ed_崇